エリスリトールはブドウ糖を原料とし、酵母で発酵させることで作られる天然由来の甘味料で、甘味度は砂糖の75%程度と緩やかですが、すっきりとした後味が特徴です。
甘味料の中では『糖アルコール』というグループに分類され、自然界ではブドウ、ナシ、メロンなどの果実やキノコの中に存在し、また清酒・醤油・味噌・ワインなど発酵食品にも含まれています。
体内に摂取した際はそのほとんどが小腸で吸収されますが、90%以上がそのまま尿中に排泄されます。
その為厚生労働省のエネルギ-評価法により、0キロカロリー/gと認められている唯一の糖質甘味料となっています。
またJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門委員会)は、エリスリトールについて1日摂取許容量(ADI)を定める必要がない甘味料としています。
日本では添加物ではなく食品扱いの為、こちらも1日摂取許容量を特に定められてはいません。